阪神・淡路大震災からあす(17日)で30年となります。巨大地震の発生を想定した災害対策本部の運営訓練が香川県庁で行われました。

訓練は、昨夜(15日)、室戸岬沖を震源とするマグニチュード8.0の南海トラフ地震が発生し、県内で最大震度6弱が観測されたとの想定で行われました。関係機関など39団体が参加し、発生から12時間後の被害状況を確認しました。また今回初めて、国や他県からの人員や支援物資の受け入れを調整する訓練も行われました。

(香川県危機管理課 青井常治防災指導監)
「先日の日向灘の地震が発生しまして、南海トラフ臨時情報が発表されました。緊張感を持って、いつ南海トラフ地震が発生しても対応できるようにしっかりと準備を進めていくと」

政府はきのう、南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率をこれまでの「70~80%」から、「80%程度」に引き上げています。