「巡視船『えちご』が、新潟港にその姿を現しました」

14日午前10時半、新潟西港に入港した新潟海上保安部の巡視船・えちご。
2023年1月に『えちご』は、柏崎市の沖合で灯台の明かりを確認しようと陸に近づいた際に座礁し、これまで京都の舞鶴や北海道の室蘭の造船所で調査や修理が行われていました。

当初12月10日に新潟西港へおよそ2年ぶりに戻って来る予定でしたが、9日に北海道の函館沖でエンジンのトラブルが発生し、原因究明のため入港が延期となっていました。

【新潟海上保安部 松本孝典部長】
「長期間留守にしてしまい、皆様にご心配をおかけしたこと重ねておわび申し上げます。巡視船『えちご』が帰ってきまして、これで全ての体制が整いました。引き続き適切に業務に当たっていきたい」

修理には約20億円かかったということです。
今後は、海上の治安の維持や自然災害などに対応していくということです。