オランダ・ハーグのICJ=国際司法裁判所で温暖化などの気候変動対策としてどのような義務を負うべきか、各国が意見を述べる公聴会が始まりました。
国連は去年、総会決議に基づき、気候変動対策をめぐり各国が負う義務や違反した場合の法的責任について、ICJに勧告的な意見を出すよう要請しました。
これを受けて、2日から始まったICJの公聴会では、各国の代表らによる意見陳述が行われました。
なかでも、海面上昇で水没の危機に直面している島国バヌアツの代表が「我々は自分たちが作り出したわけでない危機の最前線に立たされている」などと温室効果ガスの排出国を非難したうえで、国際法に基づき気候変動に対応する必要性を訴えました。
公聴会は13日まで行われ、およそ100の国や国際機関の代表が意見を述べる予定で、ICJはそれを踏まえて、来年にも勧告的な意見を出す見通しです。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
