福島県会津若松市で、19日、皇室に献上する「会津みしらず柿」の箱詰め作業が行われました。

色鮮やかでツヤのある会津みしらず柿。今年も皇室に献上されることになり、19日、会津若松市で箱詰め作業が行われました。1928年に、会津藩主・松平容保公の孫の勢津子さまが、秩父宮さまと結婚されたのを祝って献上したのが始まりで、毎年皇室に献上されています。

今年の会津みしらず柿は、猛暑の影響を受けたものの、色艶の良い大きな実がみのり、例年通りの甘さになったということです。

北御山生柿生産出荷組合・高橋康治組合長「会津の味覚であるみしらず柿が今年もおいしくできましたので、皇室の方に、おいしく食べていただきたいと思います」

一つ一つ丁寧にさらしで磨いた会津みしらず柿は、20日、皇室に届けられるということです。