今年1月にスタートした新しい「NISA(少額投資非課税制度)」。従来より幅広い投資の選択肢を持てるようになるなど、さらに使いやすい制度へと生まれ変わった。

そこで今、これから投資を始める人や、投資信託の購入に慣れ「次」を検討する人に人気なのが「ETF(上場投資信託)」だ。

「ETF」とはどんなものなのか・・・日本で唯一のETF専門資産運用会社「Global X Japan」の長谷川マーケティング部長に話を聞いた。

「投資信託の進化版」 ETFのメリットは?

まずは新しくなった「NISA」を見てみよう。

通常、株や投資信託などへの投資で得た利益には、約20%の税金がかかる。これが従来のNISAでは一定期間非課税だったが、新しいNISAでは非課税保有期間が「無期限」となった。

また、年間投資枠は大幅に拡大。従来の制度では不可能だった「つみたて投資枠(旧つみたてNISA)」と「成長投資枠(旧一般NISA)」の併用が可能になり、日本株や外国株、REITなど、より様々な資産へ投資の選択肢を持てるようになった。

たとえば「つみたて投資枠」では、長期保有を目的として投資信託をコツコツと積み立て、投資商品が豊富な「成長投資枠」で自分の興味・関心のあるものに投資する、といった使い方が可能だ。

新しいNISA(2024年1月~)の概要 ※金融庁HPよりGlobal X Japan 作成


そこで人気が高まっているのが「ETF(上場投資信託)」だという。

「ETF」とは、証券取引所に上場され、市場において売買が行われる金融商品のこと。投資信託と同じく1本で複数の銘柄に分散して投資できる利便性をもちながら、株式と同じように市場のリアルタイムの価格を見ながら売買することができる。

Global X Japanのマーケティング部長、長谷川さんは「ETFは投資信託の進化版」と評している。

Global X Japan 長谷川マーケティング部長
「ETFのメリットは、コストが安い点。投資信託もETFも投資家から集めたお金を投資のプロが運用する点では同じですが、投資信託は仕組み上、必ず証券会社や銀行などの販売会社に運用コスト(信託報酬)の一部を支払う必要性が生じます。一方、ETFは上場しているため全国の証券会社で株式と同様に売買でき、販売会社報酬がないためその分安くなります。最近では低コストの投資信託も増えていますが、中央値を取るとやはりETFのほうがコスト水準は低い傾向にあります(※)」

(※)2024年11月20日時点におけるインデックス型投資信託およびETFにおける実質信託報酬の中央値、Global X Japan調べ

Global X Japan 長谷川マーケティング部長 


NISAの「つみたて投資枠」対象のETFは、24年10月末時点で8本とまだ少ないが、「成長投資枠」では260本以上が対象。日経平均株価やS&P500などの市場平均と同等の成果を目指すETFだけでなく、高い利回りや株価上昇が期待されるETFなどラインアップが豊富だ。

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他社に差をつける、ETF上場数と商品開発のスピード感

グローバルXは東京証券取引所に49本のETFを上場し、運用資産残高は24年9月に4000億円を突破した。この成長を支えた要因の1つは、新しいNISAのスタートだと長谷川さんは言う。

長谷川さん
「23年末と比較して、10か月ほどで弊社の運用資産残高は8割以上増えています。なかでも個人投資家による投資は相当増えており、新しいNISA制度が始まってから投資運用がより身近になっていることを実感しています」


長谷川さんによると、他の運用会社ではETFの新規上場本数は、年間で数銘柄に留まるという。各社とも優先的にリソースが割かれるのは投資信託であることが多いからだ。対するグローバルXは年間10本程度をコンスタントに上場させており、東京証券取引所への上場本数は4年連続No.1を獲得。ETF専門資産運用会社としての強みを生かし、日本のETF市場の成長をけん引している。

長谷川さん
「経営資源のすべてをETFに注力しているからこそ、開発のスピードが他社に比べて圧倒的に早いことも強みです。プロダクトを作るまでの流れを確立しており、早ければ3~4か月で上場まで持っていけます。AIや半導体、ウラニウムなど、市場で注目されるテーマや世の中の変化、お客様の反応を見ながら、迅速な商品開発を実現しています」

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まずは保有してみることが、最大の学びになる

グローバルXでは、中長期視点で成長が期待できる「成長テーマ型」、高い分配金利回りを目指す「インカム型」、資産形成の中核となるような代表的な企業に投資する「コア型」など、投資家のニーズや投資スタイルに合わせて複数のタイプを用意。

その中でも個人投資家から資金流入が大きかったETFは以下の5銘柄だ(グローバルXによる推定、2024年1~9月)。

【1】グローバルX US テック・トップ20 ETF(銘柄コード2244):コア型
米国を代表するテクノロジー関連企業20銘柄へ集中投資

【2】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF(銘柄コード2644):成長テーマ型
半導体関連事業を行う日本企業へ投資

【3】グローバルX 半導体 ETF(銘柄コード2243):成長テーマ型
米国に上場している半導体関連事業を行う企業へ投資

【4】グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(銘柄コード2865):インカム型
NASDAQ100を活用したオプション戦略(※毎月分配型なのでNISA非対象)

【5】グローバルX 革新的優良企業 ETF(銘柄コード178A):コア型
世界を代表する優良企業15銘柄へ投資


長期にわたり高い上昇を続ける米国株式市場と比較し、日本株式市場の成長率の低さが度々指摘される。しかし、長谷川さんは「日本株もまだまだ捨てたものではない」と語る。

長谷川さん
「我々は世界で戦い勝ち組になっている日本企業に注目しています。『グローバルX グローバルリーダーズ-日本株式 ETF(銘柄コード2641)』は海外売上高比率が高く世界でトップシェアを誇る日本企業に投資します。パフォーマンスは日経平均株価を上回っているだけでなく、米国の代表的な株価指数の1つである『S&P500』とも肩を並べています。このETFのように銘柄選択のやり方によっては日本株だけでも海外の主要な株価指数を上回るポートフォリオ構築することも可能です。なお、日本市場のETFは増えてきたとはいえ、ETFだけで3700銘柄以上が上場されている米国市場と比べると、本数・規模の面では十分でありません。それは即ち、日本の投資家に資産運用において十分な選択肢が提供できていない状況だということです。投資家の皆様のニーズに応えるため、弊社では今後もラインアップを拡充させていくつもりです」

将来的には、グローバルXのラインアップだけで投資家が望むポートフォリオを構築できるように、外国株や債券、コモディティなどに投資できるETFを拡充していくという。


長谷川さんは「ETFはまだ十分な市民権を得ているとは言えず、もっと身近な存在になるために尽力したい」と展望を語り、これから投資を始める人へ次のメッセージを送った。

長谷川さん
「まずは『ETFを保有すること』が最大の学びになると思います。自分のポートフォリオの動きと世の中の変化を関連付けられるようになり、今までは関心がなかった様々なニュースをより深く理解できるようになるから。ETF投資は少額からできるので、気軽に始めてほしいですね」

最初は短期的な利益は考えず、自分が興味の持てる銘柄を選ぶと始めやすいかもしれない。グローバルXでは、ゲームやアニメに関連した商品・サービスを提供する日本企業を選定した『グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETF(銘柄コード2640)』など、ユニークなテーマ型のETFも取り扱っている。まずは自分の興味・関心と投資とが結び付く領域があるか、探してみるのもいいだろう。

NISA特設サイト「NISAに相性ピッタリ!グローバルXのETF」はこちら



<投資リスク>
ETFは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。
したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。

基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。
「株価の変動(価格変動リスク・信用リスク)」、「為替リスク」、「カントリー・リスク」、「カバード・コール戦略の利用に伴うリスク」、「その他」

※基準価額の動きが指数と完全に一致するものではありません。
※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。
※くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「投資リスク」をご覧ください。



<ファンドの費用>
ETFの市場での売買には、証券会社が独自に定める売買委託手数料がかかり、約定金額とは別にご負担いただきます。(取扱証券会社ごとに手数料率が異なりますので、その上限額を表示することができません。)

保有期間中に間接的にご負担いただく費用として運用管理費用(信託報酬)がかかります。グローバルX US テック・トップ20 ETF、グローバルX 半導体 ETFおよびグローバルX 革新的優良企業 ETFの運用管理費用は0.4125%(税込)、グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFおよびグローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETFの運用管理費用は0.649%(税込)、グローバルX グローバルリーダーズ-日本株式 ETFの運用管理費用は0.3025%(税込)、グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの運用管理費用は0.6275%程度(税込)です。

また、その他の費用・手数料としては、組入有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、監査報酬等を信託財産でご負担いただきます。

※「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。
※手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。また、上場投資信託および上場不動産投資信託は市場価格により取引されており、費用を表示することができません。
※詳しくは、金融商品取引所で取引をされる際にご利用になる証券会社にお訊ねください。
※設定・交換のお申込みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書) の「ファンドの費用・税金」をご覧ください。



<ご留意事項>
当広告は、情報提供を目的としてGlobal X Japan株式会社が作成したものです。ETFを金融商品取引所で売買される場合には、委託会社作成の投資信託説明書(交付目論見書)は交付されません。売買をお申込みになる証券会社に、当該取引の内容についてご確認ください。

金融商品取引所における取引価格と基準価額は異なります。金融商品取引所における価格情報等については、売買をお申込みになる証券会社にお問い合わせになるか、ETFが上場する金融商品取引所のウェブサイト等をご覧ください。

株式または金銭の拠出により当ファンドの取得(応募、追加設定)をご希望の場合には投資信託説明書(交付目論見書)を販売会社(指定参加者)よりお渡しいたしますので、必ず内容をご確認ください。

分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。



Global X Japan株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3174号
一般社団法人日本投資顧問業協会会員
一般社団法人投資信託協会会員