市民名義の請願書を請願者の意思を確認せず議員2人が自作したとして、千葉市議会は議員2人の辞職勧告決議案を可決しました。
辞職勧告決議案によると、千葉市議会の会派「日本維新の会・無所属の会」に所属する桜井崇議員と大平真弘議員の2人は、千葉市議会に提出した請願書を請願者の意思を確認せずに自作していたということです。
請願書の本文は大平議員が作成し、請願者が自らするべき署名を桜井議員がしていました。
請願は市が提出した議案について、市議が賛成討論をする際に、市側がその原稿案を提供するのを禁止するよう求めたものでした。
きょうの本会議で議員2人に対しての辞職勧告決議案が提出され、「日本維新の会・無所属の会」の会派の議員が棄権するなか、出席する議員全員が賛成し可決しました。
会派の幹事長が謝罪しました。
日本維新の会・無所属の会 守屋聡 幹事長
「請願は市民の声を市政に反映させる市民の権利でありますが、その権利を冒涜する結果となってしまったことは痛恨の極みであります」
2人の進退はまだ明らかになっていません。
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