今月初めに日経平均株価が乱高下したことなどをめぐって、国会では日銀の植田総裁が出席して議論が続いています。中継です。
先月の会見で利上げに“前のめりな”印象を与えた植田総裁。きょうは一転、市場の動向を「緊張感をもって注視する」と慎重な姿勢を示しました。
日本銀行 植田和男 総裁
「市場は引き続き不安定な状況にあると見ているので、当面はその動向を極めて高い緊張感を持って注視していく必要がある」
日銀が追加の利上げを決めた後、植田総裁が「引き続き金利を上げていく」との姿勢を示したことから、市場は波乱の展開に。
▼円相場は1ドル=141円台まで大幅に円高が進み、▼株価はアメリカ経済の減速が意識されたことも相まって、過去最大の下落と上昇を記録しました。
市場の混乱を受けてか、きょうは慎重さが目立つ植田総裁ですが、物価安定目標の実現が見通しどおりであれば、「今後、金融緩和の度合いを調整していく基本的な姿勢に変わりはない」と強調しました。現在のところ、マーケットへの影響は限定的なものとなっています。
今後の金融政策について、植田総裁は「分かりやすく説明することが極めて重要」だとしていて、引き続き市場との対話が問われていくことになります。
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