アメリカの実業家イーロン・マスク氏が、生成AI「チャットGPT」を開発した「オープンAI」やサム・アルトマンCEOらを再び提訴したことが分かりました。マスク氏はオープンAIの共同設立者の1人で資金を提供していましたが、「言葉巧みに操られ、だまされた」などと主張しています。
マスク氏は今年2月、オープンAIが設立当初の理念に背いて利益を追求しているとして、会社やアルトマンCEOらを訴えていましたが、理由を明示しないまま6月に訴訟を取り下げていました。
5日に提出された今回の訴状によりますと、マスク氏側は前回と同様の主張をしていて、アルトマン氏らが「オープンAIの安全性や透明性を約束するなど言葉巧みにマスク氏を操った」、「全ては詐欺の口実でマスク氏は騙された」などとしています。
その上で、マイクロソフトがオープンAIから取得したライセンスを無効とすることなどを裁判所に求めています。
マスク氏はオープンAIの共同設立者の1人で、合わせて4400万ドル、日本円で60億円以上を資金提供していましたが、開発路線をめぐって意見が対立し、2018年にオープンAIを去っています。
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