アメリカでは、暗殺未遂事件の後、初めてとなるトランプ氏の指名受諾演説が日本時間の午前11時半すぎに始まり、現在も行われています。中継です。
共和党大会の会場です。10分ほど前から始まったトランプ前大統領の演説、現在も続いています。
トランプ前大統領
「私たちは共にあらゆる人種・宗教・肌の色・信条を持つ市民のために、安全で繁栄した自由な新時代をスタートさせるだろう。私たちの社会における不和と分断は癒やされなければならない。米国民として私たちはひとつの運命と共通の宿命によって結ばれている。私たちはともに立ち上がる。あるいはバラバラになる。私は米国民の半分ではなく、すべての米国民のために大統領になるために出馬している。米国民の半分のために勝っても、それは勝利ではないからだ。だから今夜、信念と献身とともに、私は誇りをもって、あなた方(共和党)のアメリカ合衆国大統領候補への指名を受諾します」
トランプ氏にとって暗殺未遂事件の後、初めてとなる演説では、これまでのような攻撃的なトーンは抑えられ、穏やかな口調で話しているという印象を受けます。
トランプ陣営によりますと、暗殺未遂事件をうけて、トランプ氏は予定していた演説の内容を全面的に書き換えていて、「国民の団結」を中心に訴える内容になっているということです。
これまで、バイデン大統領らに激しい個人攻撃を行い、政治的な分断を煽ったと批判を受けてきたトランプ氏ですが、事件を機会に包容力のあるリーダーへのイメージチェンジを図り、これまでトランプ氏に距離を置いていた共和党内の穏健派や、無党派層からの支持を得る狙いがあるものとみられます。
また、演説の中では暗殺未遂事件に屈しない姿勢も強調し、国を率いるリーダーとしての強さもアピールする見通しです。
一方で、国内の製造業や労働者を保護する「アメリカ・ファースト」の政策を進める考えも示す見通しです。
共和党はこの全国大会を通じて挙党態勢を演出してきていて、トランプ氏の演説で政権奪還に向けて一段と勢いづきそうです。
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