経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会は、顧客情報の管理に不備があったとして、東京電力ホールディングスの送配電子会社に業務改善勧告を行いました。
電気事業法に基づく業務改善勧告を受けたのは、東京電力ホールディングスの送配電子会社、東京電力パワーグリッドです。
経産省の電力・ガス取引監視等委員会によりますと、東京電力パワーグリッドは、顧客の名前や電話番号、住所などをほかのグループ会社が閲覧できる不適切な情報管理をしていたということです。
営業活動には使用していませんでしたが、2020年4月以降、▼東京電力ホールディングスが来客対応などのために閲覧していたほか、再生可能エネルギーを手掛ける▼東京電力リニューアブルパワーが地権者を確認するなどの目的でアクセスしていました。
勧告では、顧客情報を見られる状態を速やかに解消する計画をたてることや、関係者の厳正な処分などを求めていて、東京電力パワーグリッドは「重く受け止め、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
注目の記事
「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった
