自動車メーカーなど5社が国の認証を不正に取得していた問題で、トヨタとマツダは不正の対象となった5車種の生産をきょうから停止します。
トヨタ自動車やマツダ、ヤマハ発動機、そしてホンダ、スズキの5社は、大量生産に必要な「型式指定」を取得する際の認証試験で不正を行っていたことが明らかとなっています。
トヨタは不正の対象となり、現在、宮城県と岩手県の子会社の工場で生産している3車種について、きょうから少なくとも今月28日まで停止することを決めています。
一方、マツダは、広島県と山口県の工場で生産している2車種について生産を停止します。
該当する車種は昨年度、トヨタでおよそ13万台、マツダでおよそ1万5000台が生産されていて、取引先など関連産業への影響が懸念されます。
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