戸籍上の性別を男性から変更した女性が、凍結保存していた自分の精子でもうけた子を父として認知しようとして行政に認められず争っている裁判。最高裁の弁論で代理人弁護士は、2人に法的な親子関係を認めるよう訴えました。
40代の女性は戸籍上の性別を男性から変更した後、凍結保存していた自分の精子を使ってパートナーとの間に2020年、女の子をもうけました。その後、女の子を父として認知する届け出を自治体に出したところ認められず裁判で争っています。
おととしの1、2審は性別を理由に女性を法律上の父と認めず、出産していないことから母とも認めませんでした。
女性
「母でも父でも親でも何でもいいが、親子関係を認めていただきたい。法的には何もないので、他人みたいな形になっている」
きょう、最高裁で開かれた弁論で代理人を務める仲岡しゅん弁護士は「父親は法律上の男性、母親は女性とする固定的な発想はすでに現実との乖離をきたしている」と指摘。法的な親子と認めるよう訴えました。
仲岡しゅん弁護士
「一番大事に思っているのは子どもの福祉。相続権・扶養請求権・養育費請求権、あらゆる権利が奪われる」
判決は来月21日ですが、最高裁が弁論を開いたことで、親子関係を認めないこれまでの判決が見直される可能性が出ています。
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