名護市辺野古の埋め立て承認撤回をめぐる裁判で、辺野古周辺住民の原告適格を認めた判決を不服として、国が28日、最高裁に上告したことが分かりました。
この裁判は普天間基地の辺野古への移設をめぐり、県の埋め立て承認撤回を取り消した国交大臣の裁決は違法だとして、辺野古周辺の住民4人が裁決の取消を求めているものです。
5月15日に開かれた控訴審判決で、福岡高裁那覇支部の三浦隆志裁判長は、住民4人の原告適格を認める判断を示したうえで、一審判決を取り消し那覇地裁に審理をやり直すよう命じました。
これに対し国は28日午後、「原告適格の考え方について不服がある」として上告受理申し立てを行ったことが分かりました。
辺野古移設をめぐるこれまでの訴訟では門前払いが続いていて、控訴審判決が確定すれば初めて地裁で実体審理が行われる見通しだったため、29日の期限までに国が上告するかどうか注目されていました。
注目の記事
世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
