楽天グループの今年1月から3月期の連結決算は423億円の最終赤字になりました。モバイル事業で赤字がかさみ、5年連続の最終赤字です。
楽天グループの今年1月から3月期の売上高は、国内のネット通販事業や金融事業が好調だったことから、前の期より8.0%増加し、5136億円でした。
一方、最終損益はモバイル事業の設備投資がかさんだ影響で、423億円の赤字となり、5期連続の最終赤字でした。
ただ、携帯電話の契約数は過去最高の680万件に達していて、赤字幅は前の期の825億円から縮小しました。
楽天グループ 三木谷浩史社長
「プラチナバンドの早期実現、6月からは商用開始ということになります。つながりやすさも最強ということで、頑張っていきたいと思っております」
三木谷社長は屋内や地下でもつながりやすい携帯電話の周波数帯“プラチナバンド”のサービスを来月から始めるとしていて、モバイル事業の早期の黒字化を目指したい考えです。
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