安倍元総理の銃撃事件から1か月を迎えるのを前に、警察庁が警備態勢についての検証の途中経過を明らかにしました。
先月8日、安倍元総理が山上徹也容疑者に銃撃され死亡した事件について、警察庁は当時の警備態勢の検証作業を行っていて、きのう(5日)、これまでに判明した問題点を明らかにしました。
警察庁によりますと当時、安倍元総理の周辺警護にあたっていた4人の警察官のうち1人が、演説直前に安倍元総理のいるガードレールの内側に移動し、主な警戒の方向を山上容疑者がいた安倍元総理の「後方」から「前方」に変更していたということです。この変更を現場の指揮官は把握していませんでした。また4人の警察官は1発目の銃声も「銃声とは認識していなかった」ことを明らかにしました。
一方で警察庁は「現場の対応より、計画や指揮といった組織的な問題が大きい」としていて、今月下旬をめどに検証結果とともに、要人警護のあり方についての見直しも取りまとめる方針です。
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