普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり、農林水産省は県に対し埋め立て予定区域のサンゴの移植を許可するよう勧告しました。
米軍普天間基地の名護市辺野古への移設にともなうサンゴの移植を巡っては、沖縄防衛局の申請を許可するよう農林水産大臣が出した指示は「違法な国の関与だ」として、県がその取り消しを求める訴えを起こしていましたが、最高裁は4月、上告を受理しない決定を出し県の敗訴が確定しました。
これにより県にはサンゴの移植申請を許可する義務が生じましたが、これまでに許可していないことから農林水産省は5月10日、許可するよう勧告する文書を郵送しました。
県によりますと、文書では5月16日までにサンゴの移植を許可するよう求めています。県は「これまでの司法判断を踏まえ対応せざるを得ない」としています。
注目の記事
「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村
