アメリカIT大手のグーグルは生体の分子構造や相互作用を予測する人工知能=AIを開発したと発表しました。病気の解明や新薬開発の加速化が期待されるとしています。
ヒトの体内の細胞はDNAやたんぱく質など多くの分子で構成されていて、それぞれが相互に作用しながら生命活動を支えています。
新薬の開発には、これら分子の構造を理解することが必要で、これまで多額な研究費用に加え、年単位の時間を要していました。
今回開発したAIは、データを入力するだけで分子の立体構造や相互作用を瞬時に高い精度で予測できるようになります。
AIは商業目的以外の研究者を対象に無料で公開され、がん治療などの新薬開発を加速させることや病気の解明への活用が期待されています。
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