アメリカを訪問中の北朝鮮拉致被害者の家族らが会見を行い、バイデン大統領が日本と北朝鮮の直接対話を支持する考えを表明したことについて「勇気づけられる」と話しました。
拉致被害者家族会 横田拓也会長
「私たち拉致被害者の当事者には勇気づけられるコメントだったし、北朝鮮当局に対しても、バイデン大統領の発言はおそらくプレッシャーになっていると思います」
拉致被害者家族会の横田拓也会長は、先月の日米首脳会談の後にバイデン大統領が日本と北朝鮮の直接対話を「歓迎する」と表明したことについてこのように話しました。
今回の訪問ではアメリカ政府高官や連邦議会議員と面会し、「親の世代が存命のうちに拉致被害者全員の一括帰国が実現するなら、日本の北朝鮮に対する独自制裁の解除に反対しない」という新たな方針について説明したということです。
横田さんは面会の中で、母親の早紀江さんの写真を見せ「娘が拉致されて46年が経ち、どうしても会わせてあげたい」と伝え、「みなさんの心にはしっかり響いたという実感がある」と話しました。
また、救う会の西岡力会長はアメリカ側の面会者のほとんどが拉致被害者救出を願うブルーリボンバッジを着けていたことを紹介し、「この問題を何とかしなくてはいけないというアメリカ側の思いを感じた」と話しました。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
