パレスチナ自治区ガザ南部のラファで、イスラエル軍の空爆により死亡した母親の胎内から助け出された赤ちゃんが死亡しました。
ガザ南部ラファでは20日、イスラエル軍の空爆で死亡した母親から帝王切開で赤ちゃんが取り出されました。妊娠30週での早産で体重は1400グラムしかなく、新生児用の集中治療室で保育器に入れられていましたが、ロイター通信などによりますと、容体が悪化し、25日に息を引き取りました。
医師は「呼吸器系に問題があり、免疫システムがかなり弱かったことが死につながった」と説明しています。
赤ちゃんは空爆で父親と姉も亡くし、産まれた時から孤児でした。亡きがらは父親の墓の隣に埋葬されたということです。
ガザではイスラエル軍による攻撃が続き、去年10月の戦闘開始からこれまでおよそ3万4300人が死亡しています。
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