小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントをめぐる日本腎臓学会の調査で、これまでに報告された大半の患者で腎臓の機能障害の一種、「ファンコニー症候群」がみられたことが分かりました。
日本腎臓学会が医師を対象に行った調査の結果、今月4日時点で「紅麹コレステヘルプ」などを摂取した95人の健康被害が報告されたということです。
このうち大半の患者で腎臓の「尿細管」の機能に障害が起き、体に必要な成分を再吸収できなくなる「ファンコニー症候群」がみられたということです。
また、治療方法は4分の3ほどの患者がサプリの服用の中止のみで症状が改善したということです。
4分の1ほどがステロイド治療を受け、透析を行ったのは3人でした。
日本腎臓学会 南学正臣 理事長
「基本的に薬の中止である程度改善する傾向にある。必要以上に怖がる必要はないと思う。おかしいと思ったら、あるいは体の調子がおかしくなくても、飲んでいて不安だという方は速やかに病院を受診して腎機能の検査をしていただくのがいい」
一方で南学理事長は、小林製薬の紅麹成分を含むサプリメントから検出された想定外の成分「プベルル酸」と腎臓疾患との関係について、「現時点では全くわからない」という見解を示しました。
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