東京女子医科大学の同窓会組織から、勤務実態がない職員に給与が支払われていた疑いが強まったとして、警視庁はきょう、東京女子医科大学など複数の関係先に家宅捜索に入りました。
警視庁が特別背任の疑いで家宅捜索に入ったのは、▼東京・新宿区の東京女子医科大学や▼岩本絹子理事長の自宅などです。
捜査関係者によりますと、大学の同窓会組織「至誠会」から、勤務実態がない職員に給与が支払われていた疑いがあるということです。
東京女子医大をめぐっては、一部の卒業生らが去年3月、「至誠会」が運営する病院から不透明な支出があったとして、岩本理事長を背任の疑いで警視庁に刑事告発していました。
東京女子医大は家宅捜索が入ったことついて「本件の事実を確認し、当局の捜索について全面的に協力していきます」とコメントしています。
警視庁は今後、大学側の関与についても捜査する方針です。
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