東日本大震災から11日で13年です。高知県内では高知市議会で黙とうが行われるなど様々な場所で改めて被災者や復興へ思いを寄せる人の姿がありました。

東日本大震災の発生から11日で13年。東京では追悼復興祈念式が開かれ岸田総理らが改めて復興への思いをあらたにしました。

県内でも高知市の高知市議会では発生時刻の午後2時46分に合わせ桑名龍吾(くわな・りゅうご)市長や議員らが黙とうを捧げました。

災害時には避難所として使われる体育館の暑さ対策、寒さ対策が課題となっています。11日の一般質問で避難所となる体育館への空調設備の導入について問われた桑名市長は、ほかの箇所の修繕との兼ね合いや財政上の課題もあって具体的な計画は進んでいないとした一方で、整備に向けて研究を進めていきたいと述べました。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「本市小、中、義務教育、特別支援学校59校全ての体育館に空調設備を整備することの具体的な計画を現段階で示すことができないが、県立・特別支援学校への空調設備の整備の状況も参考に整備に向けて研究を続けていきたい」