◆テレビの前で行司になりきる

大相撲の中継がある時は、テレビの前で行司になりきって動きをまねしています。


母親の平木彩さん「もちろん大相撲の中継の時はしていますし、お風呂でもずっと聞いていたらずっと行司の声が聞こえますね」


平木太智さん「お風呂掃除のびーってやるやつで、軍配の代わりでやっています」

◆二所ノ関親方に質問

今年6月に住宅メーカーの「アイ工務店」が開催したイベントでは、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方に質問しました。


平木太智さん「将来、行司になりたいんですけど、何を頑張ればいいですか」

これがきっかけとなり、平木さんは二所ノ関部屋の行司に直接指導してもらえることになりました。

平木太智さん「(Q寝る時どうだった?)興奮しすぎて寝るのに時間がかかりました」

◆「相撲字」を学ぶ

行司の木村猿ノ助さん「行司の猿ノ助です。行司は土俵も大事なんですけど、一番大事なのは字を書くことなので、その字を勉強してみますか」


平木太智さん「お願いします」

行司は土俵の外でもさまざまな仕事があります。「相撲字」という独特の書体で、四股名を書くことも大切な役割の一つです。


*平木さんが「川」の字を書く

木村猿ノ助さん「すばらしい。上手ですね」

二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)「難しい?字うまいからね。ちゃんと教えてもらってね」


木村猿ノ助さん「まず胸を張って、軍配持っているんで、手をここに着けて真っすぐ見て。正面審判がいるので正面審判の顔を見ていると、ちょうどいい位置になる」

◆「行司」として土俵に・・・

一通り指導を受けた平木さん、ここで思いがけない出来事が起こります。けいこ場の土俵に上がり、行司をさせてもらえることになったのです。

*土俵で木村猿ノ助さんが平木さんを指導


大勢の関係者が見つめる中、平木さんは練習の成果をいかんなく発揮しました。

木村猿ノ助さん「(Q実際どうでした?)声もいいですし形も結構詳しいので、もっと行司さん見て、この人の形かっこいいなっていうのを見つけて、その人の形のようにできればもう完璧じゃないですかね」