4日午後、山梨県市川三郷町の踏切でJR身延線の特急と軽乗用車が衝突しました。
けが人はいませんでした。

【写真で見る 特急と車が衝突した踏切現場】

羽田記者:
「市川三郷町の事故現場です。踏切は住宅に囲まれた場所にあって点検作業が続いています」

JR東海などによりますと4日午後4時50分ごろ、市川三郷町のJR身延線の道林踏切で、甲府発・静岡行の特急「ふじかわ」と軽乗用車が衝突しました。

軽乗用車は大阪市に住む無職の20代の男性が運転していて、他に3人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

また列車の乗客28人にもけが人はいませんでした。

この事故の影響でJR身延線が鰍沢口駅から甲府駅までおよそ3時間半にわたり運転を見合わせ、およそ1670人に影響が出ました。

踏切は正常に作動していて、軽乗用車が遮断機が下りている踏切に入ったとみられ、警察が事故の状況を調べています。