富山市の禁止区域でメンズエステ店と称して店舗型の性風俗店を営業し、性的サービスを行ったとされる事件の裁判は28日、店長として女性従業員の採用などを担当していた被告の男の初公判が行われました。被告の男は起訴内容を認めたものの、性的サービスの提供をしていたとされる女性には退職を促していたと語りました。
風営法違反の罪に問われているのは、富山市のメンズエステ店店長・宮崎稔之(39)被告です。
起訴状によりますと宮崎被告は、富山市の会社役員、河野竜三被告(38)と、富山大学准教授・滝谷弘被告(50)らと共謀のうえ、風俗営業の禁止区域であるにもかかわらず、富山市内のマンションでメンズエステ店を営業し、ことし1月から5月までに計3回、男性客に対し、女性従業員に性的サービスをさせたとされています。

宮崎被告はメンズエステ店の女性従業員の採用面接など店長としての役割を担当していました。