お父さんお母さんと手を繋ぎ、ピカピカのランドセルを背負っている新1年生。まだどこか、あどけない表情が残っています。

穏やかな日ざしが降り注いだ7日、福島県内の多くの公立小中学校や義務教育学校で入学式が行われ、あわせて2万5000人ほどが新たなスタートを切りました。

4月に開校した「松陵義務教育学校」。松川地区にある下川崎、金谷川、松川の3つの小学校と松陵中学校が再編され、福島市初の小中一貫の義務教育学校に生まれ変わりました。午前中は開校式が行われ、オンライン参加も含めおよそ800人の児童や生徒が出席し、門出を祝いました。

松陵義務教育学校

まだ少し大きな制服に身を包み、お兄さんお姉さんと手を繋ぎながら入場してきた1年生。松陵義務教育学校にも、新たに89人が入学しました。式では、小林将路校長が「何でも諦めずに最後まで頑張るという心の強さを身につけてほしい」と挨拶しました。児童たちは、一人ひとりの名前が呼ばれると、元気よく返事をしていました。

入学した児童「楽しかった。(頑張りたいことは)体育」
親「私もドキドキしたんですけど、1年生になったんだなとすごく実感しました。成長は早いなと感じました。友達をたくさん作って色んなことに挑戦してもらえたら」

入学した児童「(1年生になれて)うれしい。ドッジボールで遊びたい」
親・「行きたくないとならないように、ちょっとずつ応援して毎日できたらいいなと思っている」

1年生は、8日からドキドキとワクワクが詰まった学校生活がスタートします。