熊本市の小学校で何が起きているのでしょうか。
熊本市教育委員会はきょう12月6日、小学校の教員2人が学校で盗撮やわいせつ行為を行っていたと発表しました。

教育委員会 松島 孝司 教育次長の会見
「本市教育の信頼を裏切る形になりまして、大変申し訳ないとおもっています」
そこで明らかにされたのは教員による小学校での「盗撮」と「わいせつ行為」でした。

教育委員会によりますと先月11月29日、男性教員が女子児童の着替える部屋で盗撮を行っていたということです。

ロッカーの上からボールペン型のカメラが落ちたのを女子児童が気付いたことで発覚しました。

この男性教員は学校の聞き取りに対し「大変なことをした」と話し、盗撮を認めているということです。

カメラには多数の女子児童の動画や画像が保存されていましたが、校長が「大きな影響が出る」などとし消去を指示していました。

この判断に教育委員会は「不適切な判断だった」としています。
警察は教員への取り調べを始めているということです。

一方、今月12月2日には、別の小学校の男性教員が放課後に女子児童の胸を触ったとされるわいせつ行為が起きていたことも明らかにされました。
この教員への聞き取りの内容は明らかにされていません。
