大学の体育館に無断で侵入し、学生らの前で陰茎を露出したとして、公然わいせつなどの罪に問われている男の初公判が22日長崎地方裁判所で開かれ、被告は起訴内容を認めました。被告は過去にも同様の犯行を繰り返しており、検察側は「被告の性的嗜好は根深く、刑事責任は重い」などとして懲役10か月を求刑しました。
大学体育館で陰部露出「間違いない」
被告の男(33)は長崎市に住む無職で、起訴状などによりますと陰茎を露出する目的で今年2月14日午後4時頃、長崎県西彼杵郡時津町にある大学の体育館に侵入し、バレーをしていた女子学生ら不特定多数の人の前で全裸状態になり自己の陰茎を露出したとして、建造物侵入と公然わいせつの罪に問われています。
22日に開かれた初公判で男は「間違いないです」と述べ、起訴内容を認めました。