10月、金沢市で車が電柱に衝突し乗っていた3人が死傷した事故で、金沢地方検察庁は11日、19歳の男を危険運転致死傷の罪で起訴しました。
10月16日、金沢市東蚊爪町で軽乗用車がセンターラインを越え道路わきの電柱に衝突し、乗っていた男子大学生1人が死亡、別の男性2人も重軽傷を負いました。
金沢地検は、制限速度が40キロの道路を制御が困難な時速およそ90キロのスピードで車を運転し3人を死傷させたとして、金沢市の19歳の男を危険運転致死傷の罪で11日起訴しました。
男は改正少年法が規定する特定少年にあたり、金沢地検は起訴の段階で実名を公表しています。
金沢地検の児堀達也次席検事は、理由ついて「特定少年であることに加え事案の重大性を鑑みた」としています。