盛岡市は新たに整備する予定の学校給食センターについて、早ければ2030年度に稼働を開始し、市立小中学校すべてで完全給食を行う方針です。

これは4日の定例会見で内舘茂市長が明らかにしたものです。
盛岡市立の小学校については、全41校で学校給食センターまたは自校で調理した給食が提供されています。
これに対して中学校は、全22校のうち給食の提供が12校にとどまっています。
内舘市長は市の北部エリアの学校を対象に整備する新たな学校給食センターの建設候補地を盛岡市下厨川の国有地に絞り、2025年度、事業手法の検討を行う方針だと説明しました。

順調に進めば2030年度にも新たなセンターが稼働を開始し、完全給食が実現する見込みです。