佐久市で2023年12月、男性をはねた後、長和町の山林に遺棄したとして逮捕された男が、22日、起訴されました。



過失運転傷害と道路交通法違反の罪で起訴されたのは、佐久市の会社員・佐藤英伸(さとう・ひでのぶ)容疑者32歳です。

起訴状などによりますと佐藤被告は、12月10日の午前4時過ぎに佐久市岩村田の県道で、近くに住む中澤秋雄(なかざわ・あきお)さん・当時85歳を車ではねてけがをさせたうえ、救護など必要な措置をしなかったとされています。
佐藤被告は、中澤さんをはねた時、時速40キロ制限の道路を時速およそ72キロで走っていたということです。
佐藤被告は、別の車に乗り換え、中澤さんを30キロ余り離れた長和町の山林に遺棄していました。
検察は佐藤被告の認否を明らかにしていません。

警察と検察は引き続き、佐藤被告が中澤さんを遺棄した経緯などを調べています。