発言撤回も議員辞職「考えていない」

発言から一夜明け会見を開いた鶴保議員は…

自民党 鶴保庸介参議院予算委員長
「能登地方が被災したことを『運良く』などと発言してしまいましたが、思った発言では全くありません。言葉足らずであったと同時に、(被災地を)例示として出すにも適当であったかどうかをですね、深く考えなければならないと思います。被災地の支援をさせていただく、その気持ちに変わりありませんから、どうか今回のことは失言であったとお許しをいただきたいと思います」

発言を謝罪し撤回しました。

ーー番重いもので議員辞職、または離党される方もいますが、現状そのことは考えているか?

自民党 鶴保庸介参議院予算委員長
「そこまでは考えてません。現状ですよ」

小川彩佳キャスター:
どうしてあの質問への答えでこうして表情を緩めることができるのでしょうか。全く理解できません。会見では「配慮不足」「言葉足らず」などというふうにおっしゃっていましたが、そうした問題ではなく、被災地への痛みの想像力が1ミリでもあれば出てこようがなかった発言だったと思います。こうした発言は撤回しても、その本質が消えることはありません。