立花氏に文書を渡したのは誰か。岸口県議“記憶が定かではない”

だが、2月19日には。
岸口県議
「私自身が大変申し訳ないことでありますけれども、物理的にどちらが渡した云々ということはもうそんなことではなくてですね、もう本当にその場に同席をしておりましたし、もう私がお渡しをしたというふうに、捉えるということはもうそれは否定しません」

岸口県議は文書を立花氏に渡す前に見たというが…。
岸口県議
「書いてある内容は、私が事実かどうかの判断つかないものもありましたし、そんなにこのどういうんですか。秘匿性が高いとかね。そんなことを思わない文章だったように感じたと思います。(立花氏に)中身はちゃんと確認してということは、言ってるはずですけどね」
村瀬キャスター
「立花さんに対して? 」
岸口県議
「はい」
事実か判断がつかない文書を立花氏に渡した結果。
立花氏
「竹内とか要は1人を狙う。これ、もういじめの原則で、いじめる時っていっぱいいじめたらダメなんですよ。誰か1人いくんですよ。こいつやめさせていったら周りの人がビビってひっくり返る」

この会合に関与した4人は、片山元副知事が立花氏に会いたいと望んだため会が設定されたと認識していた。だが岸口県議は。
村瀬キャスター
「片山さんが行くはずの会談だったっていうのは聞いていないと?」
岸口県議
「ええ。後になって今になっていろんな噂が出て、片山さんということは聞きましたけどね」

我々はその場で、Aさんに連絡、認識の食い違いについては。
岸口県議
「(会合は)片山さんが来なくなって僕が来たという趣旨のものではなかったと思ったんですけど。でもこれも水掛け論になるんでしょうけど、言ったか言ってないか言うたらなかなか思い出されへんもんね」
その日の記憶が定かではないという岸口県議。だが文書を作成した人物については片山元副知事ではないとかたくなに否定した。
村瀬キャスター
「片山さんからの文書だと、立花さんは理解されたということなんですけど」
岸口県議
「それはそこは違うと思います」
村瀬キャスター
「違う?」
岸口県議
「ええ」
村瀬キャスター
「そういうふうに説明されたりしていないか」
岸口県議
「いや片山さんからもらった文書だとは言わないというか、言えないと思いますけどね。それはもう本当にわからないです」
問題の文書は片山元副知事が作成し立花氏にわたすよう指示したのか。片山氏に直接、取材を試みた。
だが連絡がつかなかったため片山氏の代理人だという弁護士の事務所に取材を申し込んだところ、文書で回答があった。
「取材はお断りをしております」