(ブルームバーグ):原油相場がアジア時間9日に下落した。中東では攻撃の激化によって戦争終結への動きが危ぶまれていたが、その後にイスラエルとイランは、相手への攻撃を終わらせると表明した。
北海ブレント先物は、8日に小幅高で取引を終えていたが、9日に入って1バレル=93ドル台に下落した。米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は90ドル前後で取引されている。
イスラエルのネタニヤフ首相は、現時点でイランへの攻撃を控えているが、イランが再び攻撃すれば対応すると述べた。イランのメディアも同様の見方を伝えた。
一時は戦闘激化によって、戦争終結に向けた交渉に暗雲が立ちこめ、トランプ米大統領が緊張緩和に乗り出す事態となっていた。停戦は不安定ながら維持されているが、ホルムズ海峡はイランと米国によってほぼ封鎖されたままで、原油、燃料、天然ガスの供給は滞っている。
周辺地域では、引き続きリスクの高い状況が続いている。オマーン湾では8日、空荷の石油タンカーがイランの港に向かおうとしたことが封鎖に「違反」したとして、米軍により航行を止められた。米中央軍がX(旧ツイッター)で明らかにした。また、イスラエル軍もイエメンからの「不審な空中目標」を迎撃した。
原題:Oil Falls as Israel and Iran Halt Hostilities That Risked Talks(抜粋)
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