「女性・女系天皇」の議論は?

小川彩佳キャスター:
今回議論されてきたのは2つの案です。女性皇族が結婚した後も皇族の身分を保つ案と、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案です。ただ、女性・女系天皇の議論については触れられていません。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
この2つの案で、いわゆる安定的な皇位継承に効果があるとはとても思えません。悠仁さまの後まで本当に大丈夫かどうか、という問題です。
女性天皇・女系天皇についての議論が、今回はなされていないからです。日本の皇室はこれまで、国民の意識や時代に合わせてアップデートを重ねてきました。
例えば、明治天皇の時代まであった側室制度は廃止され、高齢化社会の中で生前退位も今の上皇陛下の時に実現するなど、少しずつ改善されてきました。
今の課題はジェンダー平等です。女性天皇・女系天皇についてどう答えるか、という時代の要請に対して、きちんとした答えが出ていません。
今回の皇室典範改正の附則に、今後女性天皇の問題についても議論を続けるという一文が盛り込まれるかどうかが、今後の注目点です。