収穫量日本一の山梨県でモモが大量に盗まれる被害が相次でいることを受けて、特産地のJAふえふきが数百台の防犯カメラの設置を検討していることがわかりました。

特産地の峡東地域では6月17日から少なくとも10か所のモモの畑であわせておよそ、1万4400個が盗まれ、被害額は380万円を超えています。

相次ぐ被害を受けてJAふえふきは、人の目に付きにくい場所などにあわせて数百台の防犯カメラの設置を検討していることがわかりました。

また、警備会社に依頼して夜間のパトロール強化や人感センサー付きのライトなどの設置も検討しているということです。

山梨県は防犯機器の費用などを補助する方針を示していて、JAふえふきは「県の補助金額や内容が固まったところで具体的に進めていきたい」としています。