モモの収穫量日本一の山梨県で収穫直前のモモの盗難被害が相次いでいます。
6月20日新たに、山梨市でおよそ4000個が盗まれ先週以降で被害は9400個に上っています。UTYは被害にあったモモ畑を取材。ある共通点が見えてきました。


モモの盗難に遭った農家(笛吹市春日居町):
本当に人様のものですからね。どういう神経してるのか。

笛吹市春日居町では合計約1400個の盗難被害。


モモの盗難に遭った農家(山梨市正徳寺):
冗談じゃないよね。一生懸命1年かけるからね。肥料もやったりとか。

山梨市正徳寺は合計約1500個の盗難被害。


モモの盗難に遭った農家(笛吹市一宮町):
良いモモが出荷できそうだなって思っていたんだけどね。

笛吹市一宮町は合計約2500個の盗難被害

被害はさらに拡大し…


盗難に遭った農家(山梨市大野):
(実が)ここになってたんですよ、ここにもう全然なってないですよね、ここにもみんなついてたんですけど。

19日午後3時ごろ山梨市大野のモモ畑で農家の男性が収穫直前の日川白鳳が盗まれているのを見つけ通報しました。

盗まれたモモは、およそ4000個。出荷用の箱にすると130箱以上にもなり、被害額はおよそ100万円に上ります。


盗難に遭った農家(山梨市大野):
1年かけて丹精込めたモモをほんとに悔しいですね。

警察は農家の男性が作業をしていなかった17日の朝から19日の午後3時の間に盗まれたとみています。

モモの特産地の峡東地域では、先週から収穫直前のモモが大量に盗まれる事件が相次いでいます。


被害にあった畑は分かっているだけで9か所あり盗まれたモモはおよそ9400個にのぼります。一体誰が何のために…

取材を進めると盗難被害にあったモモ畑には2つの共通点がありました。

浅川博仁記者:
被害にあった畑につながっているのは軽トラック1台程しか通れないような細い道です。

雨宮希成記者:
盗難にあったモモ畑です。街灯はなく夜になると真っ暗になるということです。


いずれの場所も、人目につきづらく、軽トラック1台分ほどの道路に面している畑での犯行。さらに…

モモの盗難に遭った農家:
これ赤くするための反射材なんですけど…。


どの畑も収穫前に色づきをよくする反射シートを敷いていて、犯人はこれを目印にした可能性があります。

犯行範囲は半径3km以内。


警察は、被害にあった畑が近いことや犯行手口が似ていることなどから複数人の同一犯の可能性があるとみて窃盗事件として捜査しています。

度重なるモモの盗難被害を受け、警察とJAなどは例年より1か月ほど早く20日にパトロールを始めました。


夜間を中心に毎日巡回するということです。