新型コロナウイルスの先週1週間の山梨県内の感染者は1医療機関あたり8.05人で3週連続で前の週を上回りました。
一方で、夏風邪の一種で口の中に水泡が現れるヘルパンギーナは甲府市などで警報レベルに入っています。

山梨県内41の定点医療機関から報告があった6月26日から7月2日までの新型コロナウイルスの感染者数は330人で1医療機関あたりの平均は8.05人でした。
前の週より59人平均で1.44増加していて、3週連続で前の週を上回りました。
地域別では最も多かった中北は8.62人と前の週と同じでしたが、それ以外の地域はすべて前の週より増えました。

新型コロナウイルスが5類に移行された5月8日からの1週間と比べると、感染者数は倍近くに増えています。

一方、乳幼児に多くみられる夏かぜの一種で口の中に水疱が現れるヘルパンギーナも感染が急拡大していて甲府市、中北、富士・東部の3つの保健所管内で警報レベルとなりました。

山梨県などではマスクや手洗い、タオルの共有を避けるなどの対策を呼びかけています。