山梨県産業技術センターが2億円余りの備品を議会の議決を得ずに購入し設置していたことが分かり、1年遅れて7月6日の県議会に追加議案を提出し承認されました。

また6日は長崎県政2期目の政策予算となる507億円あまりの補正予算案なども可決され、県議会は閉会しました。

議会の議決を得ずに備品の契約と購入をしていたのは、県産業技術センター内に2022年度設置された電波暗室一式、2億1340万円です。

県によりますと予定価格7000万円以上の財産については議会の議決を経て購入しなくてはいけないことが条例で定められていますが、今回はそれをせずに契約を結び購入したということです。

「職員が議会の議決が必要なことを認識していなかったため」としていて、県は再発防止を徹底するとし、6日の県議会最終日に追加議案として提出し承認されました。

また、富士山登山鉄道構想の事業化の検討費など、長崎知事2期目の公約を盛り込んだ、一般会計で約507億3000万円の補正予算案も可決され、議会は閉会しました。