乗用車を故意に街灯に衝突させた事故を偶然の事故と偽装して人身傷害保険金約160万円を騙しとったとして山梨県甲斐市や甲府市の男女5人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは甲斐市の男とその親族や友人ら27歳から31歳の男女あわせて5人です。

5人は2020年10月、甲斐市龍地の駐車場で男が運転する乗用車に乗って故意に街灯に衝突させる事故を起こし、これを偶然の事故と偽装して保険会社から10回にわたり人身傷害保険金あわせて、約162万円を騙し取った疑いがもたれています。

2021年に保険会社から警察に「不審な保険金請求がある」などと相談があり警察が調べたところ、5人が犯行に関与していることが分かったということです。

調べに対し5人は大筋で容疑を認めているということです。

警察は犯行の動機や余罪についても詳しく調べています。