4日夕方、山梨県甲州市内で突風が吹き、収穫前のモモの木の枝が折れるなど複数の被害が出ました。これを受けて甲府地方気象台は緊急の現地調査を行ないました。

大塚郁弥記者:
甲州市にあるモモ畑です。こちらでは風の影響で枝が折れたとみられています。

収穫前のモモが散乱した甲州市塩山中萩原の畑です。

このエリアでは4日夕方、突風が吹き、その影響でモモの畑で枝が折れ、マルチシートが飛ばされる被害が複数確認されました。

農家は:
けさ来て何が起きたかと思いまして、根本に(マルチシートが)渦巻いてこうなっていた。

これを受けて甲府地方気象台は5日、機動調査班を現地に派遣し、被害の状況の確認や農家への聞き取りを行ないました。

気象台は現地で竜巻か、積乱雲から強い下降気流が吹き出すダウンバーストが発生した可能性があるとみて調査を続けています。