駅でテロ事件が発生したことを想定した警察とJR合同の訓練が、山梨県のJR小淵沢駅で行われました。

訓練は、7月に北杜市で全国知事会議が開かれることから実施したもので、警察とJRの職員約30人が参加しました。

訓練は、爆破予告を受けて警戒していたJR小淵沢駅の駅員が、刃物を持った不審な男に襲われる想定で行われました。

そして、駅員の通報で駆け付けた警察官が男を取り押さえました。

また、男が持っていたリュックの中に爆発物があったと特定し、機動隊が現場から撤去しました。


北杜警察署 警備課 竜沢貴志係長:
不審者、刃物事案、凶器事案に対処できるよう、訓練を通じて能力を高めていきたい。
北杜警察署は知事会議の円滑な開催にむけ、北杜市内のパトロールを強化していく方針です。