ノーベル賞を受賞した山梨県韮崎市出身の大村智さんが県立科学館に絵画を寄贈し、5日除幕式が行われました。

披露された絵画は県立科学館の名誉館長でもある大村智さんが、科学館が今の場所に開館して25周年になることを記念し、寄贈したものです。

5日の除幕式では、絵画の作者で富士吉田市に住む櫻井孝美さんが作品の見所などを解説しました。

タイトルは「馳せる・緑と水と太陽」で縦約2m、横約1.3mの大型のキャンバスに太陽や地球、宇宙ステーションなどが鮮やかな色づかいで描かれています。

県立科学館名誉館長 大村智さん:
心の問題にも触れられるような科学館になったらいい。それには何がいいかといえば、やはり絵だと思った。

画家 櫻井孝美さん:
(絵を)不思議だな、変だなと思ってもらうことによって科学に興味を持ってほしい。

この絵画は県立科学館の1階エントランスホールで展示されています。