エムポックスいわゆるサル痘の感染者が山梨県内で初めて確認されました。

県によりますとエムポックス(サル痘の名称を厚生労働省が5月から変更)の感染が確認されたのは海外渡航歴のある県内に住む20代の男性です。
4日、県衛生環境研究所の検体検査で陽性が確認されました。

男性は発疹などの症状があるものの状態は安定していて現在、自宅療養中だということです。また濃厚接触者はおらず県内での感染拡大のリスクは低いとしています。

エムポックスいわゆるサル痘は西アフリカや中央アフリカで流行していた感染症で、去年から日本も含めた世界各国で感染者が確認されています。

空気感染を起こす事は確認されておらず、発症後2週間から1か月程度で治癒するとされています。

県では発熱や発疹といった症状がある場合にはマスクを着用し、発疹などを衣服やガーゼで覆って近くの医療機関を受診するよう呼びかけています。