山梨県立愛宕山こどもの国に新たに設置された遊具で5月、子どもが大けがをする事故が2件あり、県は混雑時に人数や時間を制限するなどの対策を講じることにしました。

事故が相次いだのは甲府市にある県立愛宕山こどもの国に今年4月に設置された遊具「ふわふわドーム」です。

県によりますと5月5日と10日に、この遊具の上で遊んでいた子ども同士がぶつかって転倒し2人が大けがをしたということです。

1人は左ひじの骨を折る全治3週間、もう一人は右ひざの骨を折る全治1か月のけがでした。

遊具が混雑していたことが事故の原因として、県などは遊具の入り口を1か所に限定した他、混雑が予想される土日祝日に担当者を一人配置し、1回あたりの利用人数を20人まで、利用時間を10分間以内に制限する対策を始めました。

県は「安心して利用してもらえるよう対応していく」としています。