西垣友香キャスター:
衆院選の取材にあたっている記者とお伝えします。
大村篤記者:
よろしくお願いします。
西垣キャスター:
解散から投票まで超短期決戦となる今回の衆院選、山梨1区からみていきましょう。
山梨1区

山梨1区には前職と新人あわせて4人が立候補しました。
大村記者:
中道改革連合と自民党の前職2人に、共産党、参政党の4つの政党の争いとなります。
これまでの衆院選と同様に、山梨1区は今回も中島さんと中谷さんの2人を軸にした激しい選挙戦になるとみられます。
西垣キャスター:
中島さんと中谷さんの過去3回の選挙結果がこちらです。

大村記者:
中島さんと中谷さんの過去3回の対決はいずれも、1000票から8000票以内の僅差となり、惜敗率も拮抗しています。
選挙区で敗れても比例代表で復活当選するケースが続いていて、激しくしのぎを削っています。
ただ、今回は政局に大きな変化が起きたため、支持の構成がこれまでと大きく異なることが特徴です。
主な支持基盤を見ていきます。

中島さんはこれまでは立憲民主党をはじめとする旧民主党系の支持層や無党派層を基盤としてきました。
一方、中谷さんは自民党に加え、連立政権を組んでいた公明党の支持層を固めていました。
山梨1区のポイントの1つが公明票の行方です。
今回は新党結成に伴い、公明党が中島さんを支持する形となります。

山梨1区の公明票はおよそ2万票とされていて、仮にそのまま中島さんに流れた場合、中島さんにとっては約2万票の上積みとなります。
一方で、これまで公明票を取り込んできた中谷さんにとっては公明党の組織票が減る形となり、結果的に両者の差は4万票規模で動く可能性もあります。
このため、政党の枠組み通りに公明票が動くのか、その行方が大きな焦点となります。
西垣キャスター:
自民党は公明票をどうカバーし、得票をどう伸ばすのでしょうか?
大村記者:
そこでもう一つ重要なポイントがあります。
それは無党派層の動向です。

高い支持率を保つ高市政権が追い風となり、政権与党の訴えが無党派層に浸透した場合、中谷さんは公明票が離れる分を補って余りある得票につなげる可能性もあります。
このため山梨1区は公明票の行方と無党派層の動向、この2つが注目のポイントになるといえます。
西垣キャスター:
新人候補はどのような選挙戦になりますか?
大村記者:
共産党の田中さんは安心して暮らせる社会の実現に向けた政治への改革などを訴え、反自民票の受け皿として支持の浸透を図ります。
参政党の鈴木さんは外国人政策や少子化対策などを掲げ、独自の主張で支持拡大を目指しています。










