次世代の新エネルギー、水素を活用した社会の仕組みを知ってもらおうと未来の街並みをイメージしたジオラマが甲府市で展示されました。

12月17日と18日にセレオ甲府に展示されたこちらのジオラマ。


太陽光や風力などの自然エネルギーで水を電解して水素を取り出し、その水素で電気をつくる仕組みを紹介しています。


この仕組みだと二酸化炭素の排出が無く、環境に配慮した電気がつくれます。


ジオラマは山梨大学の講座に参加した企業の技術者らが完成させたもので、実際に鉄道模型やイルミネーションには水素で作られた電気が使われています。


山梨大学 水素・燃料電池技術支援室 飯山明裕室長:
ジオラマの中にどうやって水素を作る、貯める、運ぶ、全部模型で入れました。これを見れば将来の水素社会をよく解かってくれるかなと教材として期待しています。


このジオラマは2023年3月に東京で開かれる国際燃料電池展に出展される予定です。