12月も半ばとなり、正月の準備が進んでいます。

山梨県身延町で門松に飾る縁起物=南天の収穫が行われました。


南天の収穫をしたのは、身延町で竹林の整備や活用に取り組む 身延竹炭企業組合です。


南天は富士見山のふもと、身延町矢細工で育てられているもので、栽培する住民の負担を減らそうと、今回初めて組合が収穫をしました。


2022年の南天は シカなどによる食害で例年より数が少ないということですが、赤く艶やかな実を付けた枝を選びながら、予定通り200本ほどを切り取っていきました。


身延竹炭企業組合 片田一弘理事長:
南天は縁起物で「難を転じる」ということで、快い一年を迎えてほしい。


収穫された南天は 組合が製作する門松の飾りに使われ、県内の住宅や企業で新たな年の訪れを彩るということです。