11月、富士川町のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で作業員が大けがをした事故で、JR東海は対策をまとめ12月9日に作業を再開しました。

11月23日、富士川町のリニア中央新幹線第四南巨摩トンネルの工事現場では、作業員の男性が削岩機のアームと本体に挟まれ足の骨を折る大けがをし、事故後工事を止めていました。

JR東海は調査の結果、重機の前方に死角があったことや、作業員が他のことに気を取られていたことが事故の原因としました。

その上で重機にカメラを設置して死角を作らないことや、重機の前方を通行しないことなど対策をまとめ、9日に掘削工事の再開に向けて準備作業を始めたということです。

なおJR東海は「全体の工期への影響はない」としています。







