山梨県身延町の小学校児童が、建設中の中学校校舎に使われる、あるものの準備をし、そして地場産業にも触れました。

茶色い物体を水に浸し、「何か」を取っている子どもたち。

何かを取っている子どもたち 山梨県身延町


和紙の原料である楮(こうぞ)に含まれる木の皮を取り除く作業です。


10月31日は、身延町内3つの小学校の6年生49人が作業を行いました。


児童が作った原料は、地元の業者が和紙にして、2024年4月に竣工する新しい身延中学校の手すりガラスなどに使われる予定です。


参加した子ども:
難しかったけどとても楽しかった。


参加した子ども:
中学2年生の時には(新校舎に)取ったものが含まれているので、その環境で勉強したりすることはとてもありがたいなと思いました。


また、31日は地場産業である西嶋和紙でできた卒業証書の制作も行われ、子どもたちは指導を受けながら世界に1つしかない卒業証書を作っていました。